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レポートの書き方 文章編





高専生活で避けては通れないレポート。
実習や実験の評価の大部分はこのレポートで決まってしまうので重要です。

機械科の学科長曰くレポートには独特の文章の書き方があるそうで、以前研究室に伺った際に詳しく教えて頂いたのでまとめてみました。

今回は文章のテクニックについて紹介。
レポートを書く際に参考にしてもらえるとありがたいです。

・・・
■どんな文章を目指せばよいのか

先生曰く、
・です、ますではなく「である」
・教科書や専門書の文体を真似する
・主語と目的語を明確にする
・和語より漢語を優先して用いる
・適度な量の句読点を用いて読みやすくする
・実例を示して理解しやすくする
・文章と図・表をリンクさせる。
・実験結果は過去形、考察は現在形
・実験をやったことの無い人でも理解できるように配慮する
・引用する場合は、引用の初め、終わりと出典を明記する
とのこと。



・・・


■レポートの構成

目的、実験方法、実験結果、考察…といった具合に、レポートは項目ごとにしっかり分けて書く必要があります。
構成はだいたい以下の通り。

1.実験の目的
2.方法・原理
3.実験結果
4.考察
5.結論
(6.参考文献)


概ねこの5つの項目。
場合によっては結論を2番目に書く方がいい場合もあるそうです。

より詳しい内容は各項目の中のさらに細かい章で記述します。

もっとも重点を置くべきなのが考察で、レポートの評価で最も重要とされる部分です。


・・・


■よく使う表現

「以下に~~を示す」
「ここでは、○○について示す」

タイトルや項目名の直後で用いることで文章の内容を分かりやすくしたり、図や表の紹介としてその直前に入れることでそれっぽく。レポートを読む人にとって、章の最初で内容の説明があれば探す手間が省けてありがたいものです。
(例)
1.トランジスタ増幅回路の基礎
ここでは、トランジスタによる増幅の原理を示す。
・・・


「○○は次式で表される」
式を説明する場合に多用する表現。「以下に○○を示す」より簡単で短い表現になります。


「○○より、~~は▲▲であることが分かる」
どの個所・どのデータから何が分かったのか、主語、述語、目的語を明確に。
(例)
1. IBとICの関係
図2-1より、IBの値が小さい領域では、IBとICはほぼ比例の関係にあることが分かる。IBの値が大きくなるとIBとICは比例でなくなり、IBを大きくしてもICの値が増加しなくなる
・・・


「~~(説明)。これを○○という」
用語の解説には、例示や説明を前に示し、その後ろに「これを○○という」と付けるのが一般的。
hfeは、電流の変化分に対する増幅率を示したものであり、これを小信号電流増幅率という。


「○○は××と考えられる」
理論や実験結果などから分かった場合以外(一般的な知識や経験・よく知られた実験結果など)で原因を推測する場合は「考えられる」「思われる」などを使い、区別すると信頼性が高まります。
「~である」「~だと分かる」は実験結果等によって明確に分かっていることにだけ用いる方が無難。


レポートの目的を伝える前置き
その実験や研究の価値・重要性・必要性のを伝える前置きを書くと、内容にも目を向けやすいものとなるでしょう。


・・・


■注意すべき表現

「なので」
文頭に持ってきてはいけないことに注意。「○○なので××である」はOKだが「○○である。なので、××である」はダメ。
「よって」「ゆえに」などの言葉を使えば問題ないです。

「だから」
雰囲気がレポートには適さない感があるので、「~であるから」「~であるので」等のほうが適切。

「データ」と「結果」
明確な区別はありませんが、結果は実験によって得られた全体的なこと、データはそのうちの一つの要素についての数値、というようなイメージをがあるので、使いかたに注意が必要だそうです。

「ところが」
逆説の意味だけでなく、ある程度は順接の表現にも用いられる場合があるとのこと。
文章の中で扱っているものが一時的に切り替わる時や、他のものを持ち出すときに「ところが」を使うことがあるようです。
少し古めの教科書、専門書などでこの表現を見かけることが何度かありました。


・・・


■細かいルール

■章番号・段落番号について
章の中の細かな段落や番号は、細かくなるに従って次のようなルールがあります。
Ⅰ→1→(1)→①

(例)

Ⅰ.○○○○
1.××××
(1).------------------
   ------------------
(2).------------------
   ------------------
①.・・・・・・
  ・・・・・・
②.・・・・・・
  ・・・・・・
2.××××
(1).------------------
   ------------------
①.・・・・・・
  ・・・・・・
②.・・・・・・
  ・・・・・・

Ⅱ.○○○○

・・・



■計算式・方程式を文章と分離する
文章の途中で式が出てきたときは改行します。
(例)

応力σ[Pa],ひずみε、比例定数をE[Pa]とする時、フックの法則より、
σ=Eε (式1-1)
が成り立つ。



・・・

レポートを書く際に参考になれば幸いです。

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