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【考察】「クリスマスは恋人と過ごす日」というイメージはどこから来たのか?なぜ広まったのか?


最近家から出ていないので詳しくは知らないが、世間はクリスマスとだけあってとても賑やかなようだ。
クリスマスを恋人と過ごす人なんてごく少数だろうと思われるが、仮想のリア充像という共通の敵を前にした非モテ勢の団結は相当に固いらしい。

しかし年中行事で恋人と過ごすというのはかなり異質なものに思える。たとえばお盆や正月は家族と過ごすものであるし、墓参りに恋人は連れていかない。少なくともチャラチャラした雰囲気ではない。

「こんなことを考えていても彼女なんかできない」と一蹴せずに、この違和感について少し考えるべきではないか。
なぜクリスマスが「恋人と過ごす日」というイメージになったのか。
商業的な何かが陰にあることは予想がつくが、その歴史や経緯について少し見てみることにする。

・・・

■本来のクリスマスとは


キリスト教においてもクリスマスは「降誕を記念する祭日」と位置づけられているとのこと。
“キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー(常緑樹で、一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。プレゼントを贈る気持ちである「愛」の日でもある”とのことで、家族と過ごしてプレゼントも家族に送る日。そして贈り主が必ずサンタさんである必要はない。

・・・

■日本のクリスマスの歴史


明治維新以前
1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において宣教師コメス・デ・トルレスたちが日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが日本で初めてのクリスマスである。しかし、その後江戸時代に幕府がキリスト教を徹底的に弾圧したことから、明治の初めまでまったく受け入れられることはなかった。


明治時代
日本でクリスマスが受け入れられたのは、1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機であった。


大正時代
大正時代になると、児童向け雑誌や少女雑誌の十二月号には、表紙をはじめとしてクリスマスにまつわる話や挿絵がたくさん導入された。1925年(大正14年)に日本で初めてクリスマスシール(結核撲滅の寄付切手)が発行される。


昭和(戦前)
1926年(大正15年)12月25日に大正天皇が崩御し、昭和時代が幕を開けた。戦前の休日法は当初から先帝祭を休日に定めていたため、1927年(昭和2年)3月4日に当時の休日法「休日ニ関スル件」が改正され、大正天皇祭(12月25日)が設定された。クリスマスの習慣は休日だったこの時代に広く普及したとされている。

1928年(昭和3年)の朝日新聞には「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるまでに普及していた。

昭和初期の頃、銀座、渋谷道玄坂から浅草にいたるまでの多くのカフェや喫茶店においてはクリスマス料理の献立を用意し、その店員はクリスマスの仮装をして客を迎えた。この様子を1931年(昭和6年)12月12日の都新聞は、「七千四百余のカフェと二千五百余の喫茶店に華やかにクリスマスが訪れサンタ爺さん大多忙を来たす」と報じた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/クリスマスの歴史・行事

やはり日本でクリスマスが普及したのは商業的な理由が大きいらしい。
モノを売るチャンスなので様々な企業がこのイベントを支援し、定着するにまで至ったという予想通りの流れ。

当時は商社の思い通りに事が運んだようだが、これが最近だったらステマとか騒がれそうである。

クリスマスは、フランシスコ・ザビエルとともに伝来してから450年の歴史があり、明治後期・日露戦争と第一次世界大戦の間にはキリスト教徒の行事という枠を超えて、既に日本文化となっていたようです。

明治時代にクリスマスの商業宣伝が始まり、初期のプレゼントの定番は「歯磨粉」だったようです。日露戦争後、急速に人々の間でクリスマスが広がっていきました。それは、西洋化をすることで「国際社会の一員」を意識するために必要なことだったようです

この頃、サンタクロースをヒントに「子供福袋」が登場してきます。(大晦日の晩に枕元に福袋を置いていました。24日で無いところがポイントです。)しかし、この習慣は、次第に修正され、子供たちはクリスマスを「サンタが子供におもちゃをくれる日」いうように理解するようになりました

そして大正時代に入ると、雑誌の12月号には毎年クリスマスをイメージした絵柄が使用されていたようです。戦後の日本復興支援としてGHQは、クリスマスにサンタの格好をした人がキャンディを配ったり、パラシュートで空から舞い降りててくるなどのクリスマスイベントを開き人々に笑顔を与えました。この物資の乏しかった時代には「愛を贈る日」として広がっていきました。その後、日本の経済が上向きになってくると、クリスマスは商業化をし始めました。
http://iroha-japan.net/iroha/A01_event/12_christmas.html

「キリストの降誕を祝う日」ではなく「サンタさんからプレゼントをもらう日」として認識されて広まったので
喪に服す必要いもないよなあ…

プレゼントについても、本来のクリスマスでは家族愛だったはずがズレて伝わってる模様。

・・・

■クリスマスのイメージを作ったのはメディアとマスコミ?


購買力のある若者が恋人のために消費活動をすれば経済は潤うに違いない、とのことで、経済界はクリスマスを広めることに余念がない模様。
昭和初期にはマスコミもクリスマスを取り上げるようになっていった。

「恋人と過ごす日」のイメージの原型は昭和初期から完成していたらしい。
1931年の新聞記事にはこう書かれている。
「クリスマスイーヴ(東京)」

…(略)
「モシモシ、失礼なんですけれど、貴女がたはお二人だけなんですか」
「マァ、失礼な方!」
「僕たちも二人っきりで、サッキからカスンでるんでス、一緒に御飯をたべさせてくれませんかァ」
「マア図々しいワネ」
「アラ、いいわよ。そのかはり君たちお払いするのヨ」
「O・K!」

一九三一年を送らうとしているお嬢様たちは、この位チャッカリしていらっしゃるのです。
かうして楽しいクリスマスの犠牲になって、くやしがりながらシメられる七面鳥の数は、東京全市で千二三百羽にのぼるのです。
…(略)

(1931年12月25日付け報知新聞)
http://ja.wikipedia.org/wiki/昭和初期のクリスマス・イヴ


1951年には日本クリスマス工業会の前身「日本クリスマス・イースター雑貨協同組合」という組織が設立。日本クリスマス工業会とはクリスマス用品産業の振興を目的に設立された組織で、中城産業の中城氏が会長を務めているとのこと。
こんな組織が裏から糸を引いていたとは…。


1950年~53年には、戦争特需による景気回復や駐留軍の需要などから、キャバレーで過ごすクリスマススタイルが流行。クリスマスのチャラチャラしたイメージはこの辺で定着したのかもしれない。


少し時代は進み、1980年の松任谷由実「恋人はサンタクロース」がクリスマスと恋人を結び付ける最初の商業曲だといわれている。この曲のヒットが「クリスマスは恋人の季節」というイメージを広めたらしい。お母さんもそう言っていたんだし間違いない。




1983年、東京ディズニーランドが開園。毎年開催されている「クリスマスファンタジー」がはじまったのもこの年。ミッキーマウスには恋人のミニーマウスがいるし、定番デートスポットでクリスマスのイベントとくれば、クリスマスはデートにぴったりな日というイメージが自然と定着しそうである。

tdl_fantasy.jpg


1988~92年、バブル期にはクリスマス=恋人同士の季節というイメージをいっそう強める、JR東海のクリスマスエクスプレスのCMが製作された。



・・・

■違和感の正体について


クリスマスにデートする文化は日本独自のもので、家族と過ごすのが本来の姿である事、クリスマスと恋人を結び付けたのは企業やマスコミで、経済効果を目的としたものである事。
こうして文化がつくられていくとしたら嫌なものであるが、実際にクリスマスにデートしてる人なんてほとんど見ない。

企業やマスコミのイメージ操作に対して、実態はどうなのか。
アンケートをいくつか見てみる。

まずは「クリスマス」に関する調査結果より「2011年のクリスマスを過ごそうと思う場所(単一回答)」

goo_xmas01.gif

圧倒的な自宅率。
恋人と過ごす人はごく少数なのである。誰しも薄々分かってはいたが数字にしてみてみると圧巻である。


さらにクリスマスの過ごし方に関するアンケートより、

「クリスマスの過ごし方について伺います。今年のクリスマスにあなたはどのように過ごしますか。
最も楽しみにしている予定一つをお選びください。」
chart002.gif


「【クリスマスに予定がある方】前問のクリスマスの予定は誰と過ごしますか。」
chart003.gif

予定がない、ホームパーティ、自宅で過ごすなど合わせて77.2%。
恋人と過ごすのはわずか4.1%。



世間でクリスマスだのデートだの宣伝している割には、ケーキを除いて特に変わりない人がほとんどである。
印象操作に対して実態がずいぶん離れているので違和感があるのかもしれない。
景気の低迷や震災の影響もありこの傾向は強まっていると思われる。

・・・

■それでも彼女欲しい、でも…


実態が何であれやはり彼女とデートするクリスマスは羨ましい。
しかしクリスチャンの方々からは非難が…
日本人のクリスマスの過ごし方、海外で猛烈に叩かれていた 「なぜイブを恋人と過ごすのか?」

ローマ法王もクリスマスの商業主義に懸念を示している。
商業主義に対するローマ教皇の懸念


俗悪な商業主義と軽薄な若者文化がキリスト教とその文化を侮辱しているのである。
これは当人達には許しがたいことであろうし、日本人としても許されない。
今夜から明日にかけて慎みのないカップル共は日本の恥である。

しかし正当な理由を手に入れたからといって、リア充を滅ぼそうとしてはいけない。クリスマスは愛を贈る日なのだから。


酔った勢いで書くとダメだな…
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